『男が女を愛する時』
メグ・ライアンはいつに変らず
表情が愛らしく
アンディ・ガルシアのハンサムぶりも最高で
この美男美女のふたりには
気持よく見とれてしまいますが
格好いいパイロットの夫と可愛い子供に恵まれ
傍目には何の不足も見えない
しあわせの典型のようなふたりに
大きな落とし穴がありました
妻のアリスは日々お酒に溺れていきます
そして夫の献身的な努力と愛情も情けないことに
却ってアリスにはストレスの元になるのでした
彼女の中に潜む謂われない劣等感のようなものを
感じました
幸せな筈の結婚によって
ふたりの活き活きとした良いものが
安定と引換えに淀んでいき失われていきます
結婚とはなんなのだろう?と考えさせられます
この題名は内容を表わしておらず
ちょっとセンスがないなと思いますが
メグ・ライアンの演技は珍しく
重く真摯でした
一見の価値ありと思います
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